* 何の疑問もないようだ。 ルームシェアをしているように同じベッドの端と端で眠る。 涼は綺樹のリクエストを聞いて夕食を作る。 1年半の時の経過が無かったように以前と同じ生活。 だけど、会食などで夕食がいらない夜、涼は外出する。 そして女を抱いて帰ってくる。 目の前にいるのも女なんだけどな。 かつては告白され、求められたこともあったんだけど。 ライナの言葉は当たりか。 「どうした?」 笑みを作っていたらしい。