『炎』 人々の憎悪を背負って 炎上する夜の街を進む すべてを望んだわけではなく いつしかここまで来た 誰かに連れ去られるように 運命というものがあるのなら それは意志の望みと言えて すべてを自分で掴みとったのが いまや幻想だとわかる この炎で焼き尽くされたい 願ってもまだ俺は生きている 天使が祝福する こんな暗闇でもなお