『君の血』 模倣でも創造でもかまわない 君の血が一滴でも捧げてあれば 僕にそれが届く 君の血に染まった言葉が見たい 君だけが持つ匂いと色で 僕を捕まえて虜にして それだけが共鳴する 愛が血の中に溶けて 身体の中に流れている 君のくれる酸素が 鉄の中にある それでしかできない呼吸が 人生に訪れることがあるから 欲しいのは君の言葉 君にしか彩れない色