たぶん恋、きっと愛




「なに他人事みたいな顔してんの」

「え?」



首だけを雅に向けた佑二は、あからさまにため息をついた。



「今日は、うちのリード、いるの?」


「……だれ、ですか?」

「……………」



はああ、っとため息を吐き直した佑二は、再び、可愛いんだけどねぇ、と呟いた。



「…リード……って…なぁに」

「え、そこからなんだ」


訳が解らずに友典を見上げた雅は、ツインギターの派手な方ですよ、と、あながち間違ってはいないような説明を囁かれ、顔を輝かせた。




「今日!今日はお休みです!」

「えっ、須藤のあの人来てくれる!?」

「や!決してあたしのじゃないけど、鷹野さんなら今さっき帰りました」


律儀に訂正を交えつつ、セリフの前半を田鹿に、後半を佑二に言いながら眉を下げた雅は、でも、と田鹿を見た。



「柳井先輩に悪いから行かないって言ってた、けど……」

「や、もう今更!宇田川先輩連れておいて何言ってんのさ!」