「月曜、鷹野一樹は……」
ふと心配になる。
凱司の居ない間、同居の鷹野一樹と、どう過ごす?
凱司のつけたであろう、雅の首筋の痕のせいで、生々しいベッドシーンが頭から抜け切らない友典は、凱司の居ない間に、鷹野が何かするのではないか、と気を揉んだ。
「鷹野さん?…月曜日はお仕事だって言ってましたよ?」
いや、そうではなくて。
「……2人…ですか?」
「…そ、うですよ?」
ニュアンスが解らない訳ではなかったようで、雅は解りやすく拗ねた顔でそっぽを向いた。
「大丈夫なんですか」
「大丈夫ですっ」
何がですか、と返って来るかと思ったら、大丈夫ですとの即答に、ますます不安になる。
そんな事起きないから大丈夫。
そんな事起きても大丈夫。
どっちだ。
どっちも大丈夫だとは思えない。
鷹野一樹。
かつて、雅と同じように里子として宇田川家に挨拶に来た頃と、ずいぶん変わったのは聞いていたけれど。
先日の夜中に運び込まれた、彼の兄貴。
アレと兄弟だと思えば、信用なんか…出来たもんじゃない。

