たぶん恋、きっと愛




指を更に奥へと誘うような、独特の収縮は、柔らかくも激しかった。

ぴくん、ぴくん、と手足を震わせ、雅は再び泣き出した。

今度は、切な気に。



ごめんなさい、と繰り返し、真っ赤に染まった頬を隠すように、凱司の首から腕を外し、顔に乗せた。



「……ごめんなさい、こんな…こんなの……」


ゆっくり引き抜けば、これ以上の受け入れは出来ないとばかりに体は閉じていく。

凱司は、指ひとつで登り詰め堕ちた雅の頭を、両手で抱いた。




「ごめんなさい…あたし…」

凱司さんに、させちゃった。

あたしがしなきゃいけなかったのに、勝手にイっちゃった。




「…馬鹿。俺がイかせたんだろ。お前は正しく流されただけだ」


だから、泣くな。
離れて、行くな。


体を起こしてやり、シャツを拾う。


「……あたし、出来ると思うから…」

目を開けないままの雅の肩にシャツを掛けると、抱き上げた。



「いい。悪かった。…お前がさせた訳じゃない、俺が…したんだ」