夜空にランプ



無邪気に顔をくしゃくしゃにして笑ったり、小学生みたいにからかってきたりする、ムカつくけど憎めない塚田君が、バラバラとパズルのピースが崩れていくように、消えてしまいそうで。




どこか遠くへ行ってしまいそうで。









数日後、表情を消してしまった彼が重い口を開いた。




悪い予感て、なんでこうも当たってしまうのか。







「え、?もう一回言って?」


「…学校辞めて、働く」


「………本当に?」




話があるからと、病院の帰りにかしこまったように言われ、彼の部屋で告げられた。


つい考えてしまう、有り得ないでほしいマイナスなことが、現実になってしまった。