夜空にランプ



すると、私にしがみつくように彼が胸に倒れこんできた。



「塚田君?大丈夫?」


「…俺、どうしよう…」



こんな弱々しい彼は初めてだった。


私は前にリンコさんがしてくれたように、震える肩をぎゅうっと抱きしめ、



「大丈夫。私、側にいるから。大丈夫だから」


そう何度も何度も繰り返した。



いくら気丈に振舞っていたって、そんなものには限度がある。









彼はリンコさんと本当に二人きりだった。