夜空にランプ






規則正しく刻まれる時間軸上の学校生活。



卒業式とはまた違う、名残惜しさを感じる空気が流れる修了式の日。





学年が変わっても同じクラスになれる可能性が低いだけに、今日がある意味、一緒に過ごせる最後の時間でもある。






このクラス最後のホームルームの時、入学してから今日までのことが自然と蘇ってきた。



嫌な思いも沢山したし、絶望すら感じたこともあったけど、それでも高校に入って初めてできた友達のことは、自分の中で一番大きな出来事だった。


今でも鮮明に思い出すあの日のこと…。





ホームルームを終え、芽衣子達と下駄箱に向かうとき、体育館通路を歩いている有紗に気づいた。