「そうだ、私飲み物取ってくるね。ちょーっと待ってて」 できるだけ笑顔を作り、そろりそろりベッドに近づく。 「おう」 (あともうちょっと…) 彼はまだ携帯を見ている。今のうちに手を伸ばせば…、 「あ、漫画読んでていい?」 「えええ?いいよーご自由に。ゆっくりしてて」 塚田君がこっちを向き、ぱっと伸ばしていた片手を引っ込める。 (びっくりした…。ここで引き下がる訳にはいかない!もうあんな屈辱は嫌だ) 心の中で決心を固め、再び挑む。 (…よし、掴んだ!あとは布団の中に)