夜空にランプ





眩しくて新しい日常が始まった。



朝、Lampの前の道を通り、Lampに着くと朝日に反射してキラキラ光る窓を、目を細めながら見上げる。

すると、彼はドーマーから顔を出して、



「おはよー、こぐま。すぐ行く」



眠そうだけど、大きな声でそう言う。

そして私はベンチに座ってちょっとの間待っている。



彼がやってくると、壁の黒板に今日の日付とかかわいい動物のイラストを新しく書くのだ。


ついでに私も書いてみるけど、すぐ彼に消されてしまう。


(どうしたら上手くなるのか…)


でも一つくらいは残しておいてくれるあたり、やっぱりいいやつだ。




好きな人と朝一緒に登校して、放課後も一緒に帰る、それが日常の一部になるなんて、いくら想像豊かであっても、さすがにそこまで想像していなかった。


なにより、あの塚田君が始業時刻から終業時刻まで学校にいることのほうが、みんなは驚いているかもしれない。