夜空にランプ


もはや拷問だ。

ただでさえ今の現状を受け止めるのが辛いのに。



「いいよ、もう。興味ないって言ったじゃん!」


顔から手をどけられないまま、投げつける言葉。


「…童顔で大人しいほうで」


「いいってば!」


「たまにムカつくけど、友達思いですげー頑張り屋で、何気に度胸もあって、愛嬌はまあまあで」


私に構わずどんどん続ける彼にもう耐えられず、涙が零れた。


「どうやらファンタジーが好きらしくて、勝手に想像しちゃったりして。しかも」



しゃくりあげ、止まる気配のない涙。





そのはずだった。



次の言葉が出てくるまでは。