「ふっ、なんかハマっちゃったな。今日はもう終わりにするか」
「そうだね」
ばら撒いたピースを二人で袋に戻す。
(そうだ、せっかく芽衣子達が作ってくれたチャンス。何か、何か…言わなきゃ)
「そう言えばさ、塚田君の好きな人ってどんな人?この間言ってたじゃん」
(当たり障りのない会話を…って、いきなり直球なこと聞いてどーすんだ!またやっちゃった)
自分から話題振ったくせに目が泳ぐ。
「あ…、言ってなかったっけ。何、気になんの?」
にやっとして、余裕すら感じる。
私はそんな態度に、ついまたムキになってしまった。



