彼が抜け、その後再開したパズル。
徐々に陽も暮れ始め、夕陽が窓から差し込んでくるようになっていた。
隅っこだけようやく埋まり始めたパズルだけど、かなり根気がいる作業に、改めて気が遠くなる。
でもこのお陰で彼といられる時間が増えるかもしれないと、そんなのん気なことを思って、苦には全然ならなかった。
陽が完全にすっぽり沈むと、スペシャルナイトはいよいよ開催された。
薄暗い店内には、新月の日のようにあちこちにキャンドルが灯され、雑貨のシルエットが浮かぶ。
ただ違うのは、彼の言った通りにその光の数。それと、灯りの種類。
前回にはなかった、水を張ったボールに浮かぶキャンドルや、ドライフラワーがランプシェードになったものに目が止まる。



