好きな人がもしかしたら…なんて、都合のいい考えがまた膨らんできてしまう。 悔しいくらい、期待してしまう。 (何なの、どういうつもり?…訳わかんない) 彼からもらう、心地の良い鼓動の残響がリズムを刻み続ける。 鼓動のドキドキの中には、きゅっと締め付けらるものがあって、それは苦しくて少し甘ったるい。 消えそうに忘れそうにない残響。 知ってしまったんだ。 聞こえ始めたその時にもう、知ってしまった。 避けようが、隠しようがないのもわかってる。 素直になる、たったのその勇気さえあったなら…。