夜空にランプ



好きな人がもしかしたら…なんて、都合のいい考えがまた膨らんできてしまう。


悔しいくらい、期待してしまう。




(何なの、どういうつもり?…訳わかんない)



彼からもらう、心地の良い鼓動の残響がリズムを刻み続ける。

鼓動のドキドキの中には、きゅっと締め付けらるものがあって、それは苦しくて少し甘ったるい。


消えそうに忘れそうにない残響。



知ってしまったんだ。


聞こえ始めたその時にもう、知ってしまった。



避けようが、隠しようがないのもわかってる。






素直になる、たったのその勇気さえあったなら…。