まただ。
だんだん語尾をごにょごにょとくぐもらせ、あやふやにする。
「…何?」
「だから、邪魔じゃねーよってこと」
「そっか…なら、よかった」
ちょっと焦ってしまった。
ほっと胸を撫でおろす。
「そうだ!私気になってた雑貨があるんだ。前に見かけたんだけど、もうお嫁に行っちゃたのかな、最近置かれてなくてさ」
「それどんなの?」
「えっと…三日月なんだけど、横向きの人の顔をしていて、すごい細かいラメが散りばめられてて、っていうネックレス?」
思い出しながらそう言うと、塚田君ははっとして目を見開いた。
ここ一番の大きな瞳。
「あるよ。見る?」



