夜空にランプ



まただ。

だんだん語尾をごにょごにょとくぐもらせ、あやふやにする。



「…何?」


「だから、邪魔じゃねーよってこと」


「そっか…なら、よかった」



ちょっと焦ってしまった。

ほっと胸を撫でおろす。




「そうだ!私気になってた雑貨があるんだ。前に見かけたんだけど、もうお嫁に行っちゃたのかな、最近置かれてなくてさ」


「それどんなの?」


「えっと…三日月なんだけど、横向きの人の顔をしていて、すごい細かいラメが散りばめられてて、っていうネックレス?」



思い出しながらそう言うと、塚田君ははっとして目を見開いた。

ここ一番の大きな瞳。



「あるよ。見る?」