真剣に撮っていると、何だか隣から視線を感じる。
なんだろうと思いカメラから顔を離す。
「何?」
「別に。ふぁーあ」
ぶっきらぼうに呟いておまけにあくびまでする、ぼっさぼさ頭の塚田君は、レジカウンターで頬杖をつきながら眠そうな目をしている。
明らかに寝起きで、休店日モード前回。
「ちょっとさー、気になるじゃん」
「お前だって俺が作ってるときよく見てんじゃん。同じことしてるだけ」
「えー、はっ、もしかしてやっぱり私製作中邪魔してる…?」
「気にならないって言ったらウソになるけど、それで集中できない訳じゃないし。むしろ興味持ってくれてるってわかるから…」



