あんなに生き生きしている芽衣子は、今までで見たことないかもしれない。 新鮮だし素直に応援したいと思ってる。 だけどそれと同時に、自分の今の気持ちがすぐにでもふわっと浮かび上がる感覚になる。 抑えている隠している気持ち。 ずっと前から側にいる気持ち。 すごく落ち着かない。 そわそわざわざわして。 なくなればいいのにとさえ思うのに、でも本気では思わない。 厄介な奴。 「くまちゃーん!!」 校門を出ると、後ろから懐っこく叫ぶ声がした。