「パンツ。はい」 「ぷ、あはっはっはっは!」 「ちーちゃん、それ、ホント?」 「まじですー、ちなみにブリーフですよ」 「でも一番今まででわかりやすいかも~」 笑いながらも大場君はそう言ってくれた。 「げ、こぐま変態」 「うわっ!びっくりしたー見ないでよー変態!」 急に覗き込んで、低い声でぼそっと呟いたのは、さっきまでずっと寝ていたはずの塚田君。 無言のままノートを奪うと私の隣の席に腰掛け、何か書き始める。 「ん」 つき返してきたノートを見ると、パンツの隣に書かれていたのは…。