怯む隙なんて見せない。
「……ふ、ふざけんじゃねーーーーーーーーーーーーーー!!!」
ドカッ、ガッターン!
近くにあった机を蹴り飛ばし、大きな音ともに横倒しになる。
「黙ってるからっていい気になりやがって、てめーらのしてることは、ぜってー間違ってるからな!ばっかじゃねーの!甘く見てんじゃねーっつーの!!」
バンッ
ガタガタ、ガタンッ!
黒板消しを床に叩きつけ、さらに、蹴ったばかりの机と並ぶ椅子も蹴り倒す。
「だいたいさ、そんなことして何になんの?他にやることないんだね。人の嫌がることをして楽しむなんて、最っ低の人間のすることだよ!それもわかんねーのかよ!」



