夜空にランプ





下町に住み始めて三年。



顔なじみの人も増えたけれど、まだまだ『よそ者』なんだと思う。


窮屈さと混在する寂しさ。


それでも、自分好みの雑貨屋を見つけた時の幸福感はもう例えようがない程。

東京に来て、もっともっと好きになった。





猫になった気分で目に入った路地を進み、早速出会ったのは、古民家のような雰囲気で情緒漂うカフェ。


余裕のある席並びに、窓からの自然光が程よく店内を明るくし、一人でも落ち着くことができる、ちょっと大人向けなイメージ。


窓辺のカウンター席で食べたのは、ピラフとセットのオレンジのマフィン。