メールを送ることも本当はとても怖かった。
返って芽衣子にとってうざいだけかもしれない。
芽衣子の本当の気持ちはどうなんだろう…。
そう思って。
あの日見せた笑顔は、精一杯の強がりだったのかもしれない。
次の授業のため、視聴覚室へと向かう階段を降りていたその時、下の方からドキッとたじろぐ程の鼓動がした。
原因は五十嵐さん達の声が響いてきたからだ。
どうやら階段の踊り場で話しているらしい。
そのまま普通に無視して通り過ぎてしまえばよかったけど、足がすくんで前に進まなかった。
何を話しているんだろうか、すごく大声で笑っている。



