夜空にランプ




「荒井さん、大丈夫かな」


休み時間、大場君は後ろにいる私の方に振り返って聞いてきた。


「連絡してる?」


「うん。メールしてるんだけど、いつ来れるかまだわからない」


「そうなんだ…」


それ以上大場君は聞いてこなかった。

いつもにこにこと笑顔を絶やさない朗らかな彼。

落ち込んだ表情は初めて見た気がした。





メールを送る時、今までにない程常に気を配っていた。


これを言ったら…どう言ったら…と、言葉を悩みに悩み選んで送った。


芽衣子から返信は来たけれど、いつも翌日に届いた。


来なかったらと毎回不安に思い、返してくれる度に毎回ほっとした。