寒さを除けば、誰の目を気にすることもないここは、学校で唯一心を休ませられる場所に思った。
お弁当を広げ黙々と口に頬張る。
しばらくして、近づく足音に気づいた。
どうやらこっちに来る気配。
(どうしよう、せっかくゆっくりできると思ったのに。久保田先生?部員の人?どっちにしろこの状況は知られたくない!か、隠れる?)
とりあえず急いでお弁当を片付けた。まだおかずは残っていたけど。
「え、くまちゃん?」
「玉城先輩!」
「どうしたの?アルバム何か探してるの?」
「そ、そーなんですよ!先輩達の写真興味深くて」
「おー、いつになく熱心」



