「いつ気づいた?」 「朝はロッカーにあったの。でも、さっき見たらなくなってて」 「…………」 嫌がらせは日に日にエスカレートしているようにも思える。 怖い。 許せないし、腹が立つ。 だけどそれ以上に今は執拗な嫌がらせに怯えるばかりだ。 「探そう!まだ時間あるし」 芽衣子の返事を待たずに、私は早々とお弁当を片付け教室を出た。 空き教室や下駄箱周辺、中庭も見て歩いた。 芽衣子はそんな私の後ろをついて歩いた。 万が一のことも考え、ゴミ箱もいくつか覗いた。