「イブの日、先着15名のプレゼントだったんだ。熊谷にもって別に用意してたんだけど、手伝ってくれたお礼っちゃ、…なんだよな?もっと他に違うのつ」
「これ、Lamp限定なんだよね?それってすごい特別なものだよね。必ずもらえるわけじゃないんだし、すごい嬉しいよ!それにさ私、まだ何もLampで買い物したことなくて…」
塚田君が話しているとこを遮ってまで、溢れる喜びを伝えていたはずが、早くも言葉に詰まった。
あたふたしていると、涼やかな瞳をぱちくりさせながらこっちを見る彼。
思わぬあどけないそんな表情に、ついキュンとした。
そのお陰か、言葉はぱっと出てきたけれど。



