芽衣子は子供をあやすようにそう言った。
席も近くなってからか、大場君とは割と話をすることも多くなっていた。
芽衣子も大場君とは自然に話していて、私が一緒にいなくても、二人が会話しているとこをよく見かけたりするようになった。
そんな親しくなっていく二人の様子はまた、嬉しくもあった。
「熊谷」
芽衣子達をのほほんと見ていると、ぼそりと低い声で塚田君は私を呼んだ。
まさかこの場で声をかけられるとは思っておらず、ちょっと驚いた。
でもすぐに塚田君の声だとわかった。
「なに?」
「今日Lamp来る?」
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