ファインダーを覗いても、その通りにはならないし、どんな風に撮れるのか予想不可能なところもツボ。
撮ってもその場ですぐ確認できないのが、ちょっと残念だったりするけど。
広角レンズは空を写すのに最適だった。
それに、細かくは写らないけど、その粗さや色鮮やかに写る景色は、撮ったばかりだというのに懐かしく見えてくる。
小さい頃に見たことのあるような気持ちになり、ふいに心がふわっと軽くなる。
この感覚はクセになる。
だからか、どんなにハイスペックなデジカメが出ても、何も興味が持てずにいた。
トイカメラを使っているのは、部内で私だけだった。



