夜空にランプ



「あら~、航基から聞いてなかった?」


「はい、特に何も」


「まったく、あの子お店以外じゃ無愛想なのよね。時々心配なるわー」



苦笑いをしながら、リンコさんはカウンターでさっきの手作業を再開した。




「あ、あの、私は熊谷千鶴っていいます。塚田君とは同じクラスで」


「千鶴ちゃんね、学校であの子迷惑かけてない?」