「もう決まったんだろうな」 「何がですか?ああ!文化祭の時展示した写真の人気投票は、まだ結果は出てないはず…」 「はぁ?そうじゃなくてお前だけなんだぞ、コンテストの写真」 「あー!それ!」 先生の衝撃的な言葉に思わず頭を抱えた。 「忘れてたとは、言わないよな~」 先生は私の様子を探るように、顔をしかめながらじりりと詰め寄る。 今にも繋がりそうな、立派な太い眉毛が特徴の『久保田』先生。 しかめるとさらに眉が繋がりそうになる。