「だからー助けてってば」 不満そうにむすっとするも、可愛い大場君は多分何をしても可愛いく思えてしまう。 予鈴が鳴るとしぶしぶ教えられた席へと塚田君は移動した。 塚田君も同じ窓側の列の並びで、以前とあまり変わらないこともあり、休み時間の度に大場君の席へとやってきては寝た。 その様子に大場君はすっかり諦めたようだったけど。 腕を枕にし、窓の方に顔を向けてすやすやと眠る塚田君を、私はこっそり盗み見た。