母さんはようやく、 不審者だと 思っていた人が いい人だったと 理解した。 母、『や〜〜ね。 ママったら 恥ずかしいわ。 あはは。』 と体をくねくね しながら弟の肩を バンバン叩く。 私、『それはいいから 電気消してきなよ。』 まったく、天然にも ほどがある。