私は、虫など

とっくについて
いないであろう
自分の身体を

おもいきり
手で払いながら叩いた。



私、
『ヌワァアア!
まっじむりだっつーの!

ふざけんなし!
まじありえねーー』


私は半ば独り言に

なりかけながら

私はどこかに
とんでしまった虫に
怒りをぶつける。