ここで私の 番がきたので、 私はばあちゃん達を 笑わせようと、 『お袋さんよぉ〜ッ〜ッ お袋さんよぉ〜ッ〜ッ』 的な歌をオーバーに 肩を上下に 揺らしながら歌うと、 酔っ払いみたいだと、 皆が爆笑しながら 笑う。 歌い終わると、 ばあちゃんはとても 楽しかったと涙ぐみ ながらいった。 ばあちゃん、もっと 長生きしてくれよと この時、ひそかに思う 私だった。