私、『あの貞子、
幽霊なのにめっちゃいい
性格やね。』



婆、『あたいを心配
してたんだろう?』



私、『うん。って
言ってたし。
あの幽霊…』




二人とも、
沈黙だ。


うわ〜〜ばあちゃん
普通に話しかけてたよ。


あんたはんは、
好きな人おらんと〜?


って。


この後私と
ばあちゃんは不思議な
空気に包まれながら、


ほぼ無言で帰ったの
だった。