「はい…分かってます。」 あたしは、夕夏と柚夏子先生、藍に外に行ってもらった。 「先生、あたしの脳にある腫瘍はどうですか。」 「はい。やはり少し大きくなっています。このままでは手術をしなければ、そう長くはもたないかと……」 「そうですか……」 「どうしますか?手術を受けますか?」 「……いや、手術は受けません。ありがとうございました。」 「そうですか……またいつでも呼んでください。しばらく入院して頂きます。」 「はい……」