* * *
最悪な日って最悪なことが重なるみたい。
…今日は数学のプリントを忘れなかった代わりに古文の口語訳のプリントを忘れて罰掃除。体育館裏の倉庫とか…ツイてない。
「舞…大丈夫?」
「…大丈夫、ではないけど…。でも自業自得なところもある…し。」
「それはまぁ…フォローできないけど。」
「紫音、今日は部活でしょ?行って行って。あたし掃除してくる。」
行こう。ツメが甘いあたしが悪い。…やっぱり抜けてる。だから、…もしかしたらあたし、自分が気が付かないところで何かしちゃっていたのかもしれない。
…だとしても、あんな風にされると傷付くことには傷付くんだけど。
どうせなら真っすぐ正直に嫌いとかうざいとかって言ってくれれば良かった。誰に嫌われているのかも分からない状態は嫌とかそういうことよりも〝怖い〟。
また傷付けてしまうかもしれないこと、相手の顔が分からないこと、そしてあたしの一体何が気に入らないのか分からないこと。分からなければ直せない。だから怖い。
考えれば考えるほど深みにはまって、しぼんでいく気持ち。
そんな気持ちを抱えていたって罰掃除は消えない。
あたしはガラスの靴のチャームをカバンから外して胸ポケットに入れた。
「お守り、持って歩こう。」
シンデレラのように気持ちを強く持つために。
…それと、このチャームは優馬くんとあたしを繋いでくれた、大切なものだから。
最悪な日って最悪なことが重なるみたい。
…今日は数学のプリントを忘れなかった代わりに古文の口語訳のプリントを忘れて罰掃除。体育館裏の倉庫とか…ツイてない。
「舞…大丈夫?」
「…大丈夫、ではないけど…。でも自業自得なところもある…し。」
「それはまぁ…フォローできないけど。」
「紫音、今日は部活でしょ?行って行って。あたし掃除してくる。」
行こう。ツメが甘いあたしが悪い。…やっぱり抜けてる。だから、…もしかしたらあたし、自分が気が付かないところで何かしちゃっていたのかもしれない。
…だとしても、あんな風にされると傷付くことには傷付くんだけど。
どうせなら真っすぐ正直に嫌いとかうざいとかって言ってくれれば良かった。誰に嫌われているのかも分からない状態は嫌とかそういうことよりも〝怖い〟。
また傷付けてしまうかもしれないこと、相手の顔が分からないこと、そしてあたしの一体何が気に入らないのか分からないこと。分からなければ直せない。だから怖い。
考えれば考えるほど深みにはまって、しぼんでいく気持ち。
そんな気持ちを抱えていたって罰掃除は消えない。
あたしはガラスの靴のチャームをカバンから外して胸ポケットに入れた。
「お守り、持って歩こう。」
シンデレラのように気持ちを強く持つために。
…それと、このチャームは優馬くんとあたしを繋いでくれた、大切なものだから。



