「そ、そんなことっ…。」
「いーや!聞いてりゃお前、相当メルヘンなこと言ってるぞ。」
「め、メルヘンって!」
「お前の話をまとめると…まぁなんだ、言うのもこっ恥ずかしいが…あえて言うけど、つまりあれだろ?運命的な出会いってやつだろ?」
「っ…そこまで言ってない!」
「言ってるっつーの!どう考えてもそうだろーが!つーか顔が熱い!恥ずかしいな運命とか言うの!」
そう言う由貴の顔は確かにほんのりと赤い。パタパタと手で煽いで熱を冷まそうとしている。
「…案外お姫様思考なんだなお前。」
「そ、そんなんじゃないわ!」
「そんなんじゃなくねーよ。でも…逆に聞くけど、…社交の場じゃなかったらどこならいいわけ?」
「え?」
そう問われて少し考える。
どこなら良いとかそんなことを考えたことはなかった。ただ、決められた出会いに何の魅力を感じなかっただけで…。
「路上、ってアリなのか?」
「え…?」
路上の片隅に座る私の視線を奪うのは紛れもなく、真っすぐな言葉と真っすぐな瞳を向けてくる彼だった。
「いーや!聞いてりゃお前、相当メルヘンなこと言ってるぞ。」
「め、メルヘンって!」
「お前の話をまとめると…まぁなんだ、言うのもこっ恥ずかしいが…あえて言うけど、つまりあれだろ?運命的な出会いってやつだろ?」
「っ…そこまで言ってない!」
「言ってるっつーの!どう考えてもそうだろーが!つーか顔が熱い!恥ずかしいな運命とか言うの!」
そう言う由貴の顔は確かにほんのりと赤い。パタパタと手で煽いで熱を冷まそうとしている。
「…案外お姫様思考なんだなお前。」
「そ、そんなんじゃないわ!」
「そんなんじゃなくねーよ。でも…逆に聞くけど、…社交の場じゃなかったらどこならいいわけ?」
「え?」
そう問われて少し考える。
どこなら良いとかそんなことを考えたことはなかった。ただ、決められた出会いに何の魅力を感じなかっただけで…。
「路上、ってアリなのか?」
「え…?」
路上の片隅に座る私の視線を奪うのは紛れもなく、真っすぐな言葉と真っすぐな瞳を向けてくる彼だった。



