------------
引越しの荷物を引越し屋さんが次々とトラックに積み込む。
みるみる、部屋が空っぽになっていく。
行かなきゃならないのはわかってるけど、
だけど…
「ちょっちゃん準備できた?」
「うん…」
「心配?」
「だって、倒れちゃう位大変なのにコンクールだよ?
それで、戻ってきたら手術だよ?
心配に決まってる。」
「ちょっちゃんが何にもしなくても結果は変わらないよ?」
「そんなのわかってるよ。分かってるけど…
ママのバカ!!」
あたしだって分かってる。
子どものあたしがいてもいなくても、どうにもならないこと、
それに、もう、ここにあたしたちのいる場所はなくなる事ぐらい、
わがまま言って今日まで伸ばしてもらってたことも、
でも、でも、このままじゃ、心配で、心配で
引越しの荷物を引越し屋さんが次々とトラックに積み込む。
みるみる、部屋が空っぽになっていく。
行かなきゃならないのはわかってるけど、
だけど…
「ちょっちゃん準備できた?」
「うん…」
「心配?」
「だって、倒れちゃう位大変なのにコンクールだよ?
それで、戻ってきたら手術だよ?
心配に決まってる。」
「ちょっちゃんが何にもしなくても結果は変わらないよ?」
「そんなのわかってるよ。分かってるけど…
ママのバカ!!」
あたしだって分かってる。
子どものあたしがいてもいなくても、どうにもならないこと、
それに、もう、ここにあたしたちのいる場所はなくなる事ぐらい、
わがまま言って今日まで伸ばしてもらってたことも、
でも、でも、このままじゃ、心配で、心配で



