「だがな、トシ…」 「まあまあ、近藤さん。こういう尋問は鬼副長さんに任せましょうよ」 「総司!」 余計なちゃちゃを入れて来る青年に美丈夫は一喝すると、咳ばらいを一つした。 「お前達、名前は?」 早速尋問が始まった。 青年が言った通り、尋問はこの美丈夫の仕事のようだ。 その証拠に切れ長の瞳に睨まれ、鋭く突き刺さる殺気を感じた。 いや、殺気は彼だけでなく、青年からも放たれているように感じられる。 そんな状況下に置かれても、妃絽達は口を開かない。