「いきなり目の前に来たと思えば、くっだらない寸劇を始めるとは何の嫌がらせだ?しかも、内容が変わってない!やるなら、内容を変えろ」 ハリセンで左手を叩きながら、妃絽は三馬鹿を罵る。 ちなみに三馬鹿は正座中である。 「だって、明日の夜には妃絽は未来に――、もぐっ!?」 藤堂の言葉を遮るように永倉と原田が彼の口を押さえる。 「何を言いかけた?」 「別に何でもねぇ!あ、俺達、そろそろ稽古に行かねぇと!」 そう言って、原田は藤堂の口を押さえながら彼を抱え、永倉と共に妃絽の前から去って行った。