妃絽達が街で仕入れた嘘か真か分からない情報。 これが真だとしたら…、この期を逃す訳には行かない。 もし、これを逃せば、せっかく巡って来た好機を彼女達は未来に帰れる手立てはなくなってしまう。 「それであいつらは何て言ってるんだ?」 「それが未来に帰る気はないって…」 「何…?」 土方は不機嫌そうに声を低くした。 これからの世はおそらく、荒れるだろう。 戦がない平和な世から来た彼女達が生きられる程、甘い世ではなくなる。 そう薄々気付いていた土方はある決断をした。