Hurly-Burly3 【完】


だ、大体、あたしが転びそうになったり要因を

作ったのは・・・ギロッとちぃ君を見つめ返す。

「い、いきなりちぃ君が引っ張るせいじゃないか。」

引っ張るなら引っ張るぞの一言言って欲しいものだ。

別に引っ張るなとは言わないからせめて一言あると

対処を考えたり万全な態勢で挑めるではないか。

「お前が後ろに居ると落ち着かねぇ。」

「ハッ!!ちぃ君、まさかあたしがちぃ君を背後から

襲いかからうとしていると思っていたのね。」

あらまぁ、それは落ち着くわけないよね。

あたしも背後に誰か居るのは不安になるわ。

「・・・どうやったらそんな考えにたどり着くんだよ。」

「ちぃ君、安心するんだ!あたしは危害を加えたりしないぞ。

後ろ姿を優しい目で見守ってあげるんだ。」

キラーンとちぃ君を見るとため息を吐いた。

「目の届くところにお前が居なきゃ落ち着かねぇんだよ。」

は、はい!?

ポロっと鞄を落としてちぃ君をもう一度見る。

ハッ!!

まさか、これも夢と妄想が混合して作り出した

ドラマだったりして。

それは、大変ね。早急に目を覚ましてあたしとんでもない

夢を見たと懺悔せねばならないわ。

も、もしかして、誰かに遠隔操作されてこのような夢を!!

お、恐ろしいことだわ。

そして、一体誰だ!そんなことをしてくれちゃったのは!

もっとメルヘンな夢でのほほんとした夢が見たいわ。

「ち、ちぃ君大変だ!恐ろしいことがあたしの身に

起こってるやもしれんのだ。せ、精密検査を受ける

べきだろうか?」

「何言ってんだよ。」

「な、何ってあたしの一大事なんだよ!」

「意味分かんねぇーこと言うな。」

「お、お主よりは意味のあること言ってるぞ!」

「お前の方が意味分かんないだろ。」

ち、ちぃ君が反抗的な態度を取るのだがどうすればいいんだ?

やっぱりこれぐらいの男の子はみんな反抗期を迎えるのね。

母さん、とっても寂しいわ。

こ、心を鬼にしなきゃならないのかしら?

返り討ちに遭いそうだ・・・・・やめておこう。