Hurly-Burly3 【完】


「ヒヨリンはやっぱり変なこと言ってた方がいいや。」

「何だと!?」

よっちゃん、あたしがいつ変なこと言った!?

「駄目だ、駄目だ!」

はい?

一際大きな声出して兄ちゃんが伊織君にボディー

アタックしたせいかあたしまで振動が伝わる。

「やめろ!!落ちるだろうが。」

兄ちゃんのせいで伊織君に危うく落とされるところだった。

「ひーちゃんはまだお嫁に行っちゃ駄目です!」

「行くわけなかろう!」

何、勘違いしてんだ兄ちゃん。

「伊織君に謝りなさい!」

「だ、だって、ひーちゃん」

「言わなきゃ絶交だ。」

「ごめんなさい。」

兄ちゃんがシュンと落ち込む。

もっくんが椅子を持って現れた。

そのまま、伊織君が椅子にあたしを降ろした。

「ふぅ~」

この格好も楽じゃない。

「おめー、こっちがふぅ~だ。」

「だって、伊織君これ疲れるよ。

どうだね、着てみるか?」

伊織君に白い目で見られた。

なっ、さっきまで一緒に逃亡してた

仲じゃないか。

「ひーちゃん、何でそんな格好してるんだ!?

まさか、とある国の王子がひーちゃんの可愛さに

無理やり結婚を申し込まれたのか!!」

「兄ちゃんは黙ってろ。」

兄ちゃんと話してると疲れるんだよ。

「おめーら、兄妹似たもん同士だよな。」

慶詩、やめて!!一緒にしないでよ。

「あ、真君と修平君も来てたんだ。

いやいや、来てたなら言ってくれれば

良かったのに、丁度田中と・・ハッ!」

田中のことすっかり忘れてたぜ。

ど、ど、どうしよう。

田中待ってたら超可哀想なんだけども。