伊織君が盾となればあたし無事!
「おいおい、困っちゃうじゃねぇ~の。
大胆だなー、ひよこのお嬢ちゃんそんなに
俺とウハウハしたいか?」
シネ!!
バラすなよ。
あたしが隠そうとしたことペラっと話しやがって。
「戯け!」
し、シマッタ(ToT)
あたしとしたことがやっちまったよ。
「えっ!?ヒヨリン!!」
「ひーちゃん、随分可愛く着飾ったもんじゃねぇの。」
「馬子にも衣裳だな。」
「えー!!ひーちゃん!?」
何か、もう煩いよ。
はぁ、不良メンバーズはまだあたしだと理解してる
人が少なくてポカーンと口を開けて見てる。
それは、ちぃ君たちも一緒でユウヤは息を止めてる
に違いないほど何も言わない。
ナル君はさっきの声色とは違ってはちみつ色の
瞳が大きく見開かれて驚いてる。
「や、やぁ!」
伊織君が不良メンバーズに椅子持って来いよ~
なんて言って、不良メンバーズが慌てて取りに行った。
「おいおい、美男ちょっと集めてこのひよこの
お嬢ちゃんの靴探してやってよ~」
「伊織君、マジで頼んだ。」
「分かりやした!ヒヨリンちょっと見せてくれよ。」
よっちゃんがひらっと足元を覗く。
「よっちゃん、ごめんね。お願いするよ!
この靴借り物だから迷子チラシ出そうかと
思ってたんだよ!!」
「良かった、いつものヒヨリンだ!」
えっ!?Σ(゚д゚;)
どこで気付いちゃったんだ?
いや、気付かなかったのか?
やだな、よっちゃん。
あたしがビックリするぐらい綺麗に変身しちゃった
から他人だと思っちゃったんだな!

