Hurly-Burly3 【完】


伊織君が盾となればあたし無事!

「おいおい、困っちゃうじゃねぇ~の。

大胆だなー、ひよこのお嬢ちゃんそんなに

俺とウハウハしたいか?」

シネ!!

バラすなよ。

あたしが隠そうとしたことペラっと話しやがって。

「戯け!」

し、シマッタ(ToT)

あたしとしたことがやっちまったよ。

「えっ!?ヒヨリン!!」

「ひーちゃん、随分可愛く着飾ったもんじゃねぇの。」

「馬子にも衣裳だな。」

「えー!!ひーちゃん!?」

何か、もう煩いよ。

はぁ、不良メンバーズはまだあたしだと理解してる

人が少なくてポカーンと口を開けて見てる。

それは、ちぃ君たちも一緒でユウヤは息を止めてる

に違いないほど何も言わない。

ナル君はさっきの声色とは違ってはちみつ色の

瞳が大きく見開かれて驚いてる。

「や、やぁ!」

伊織君が不良メンバーズに椅子持って来いよ~

なんて言って、不良メンバーズが慌てて取りに行った。

「おいおい、美男ちょっと集めてこのひよこの

お嬢ちゃんの靴探してやってよ~」

「伊織君、マジで頼んだ。」

「分かりやした!ヒヨリンちょっと見せてくれよ。」

よっちゃんがひらっと足元を覗く。

「よっちゃん、ごめんね。お願いするよ!

この靴借り物だから迷子チラシ出そうかと

思ってたんだよ!!」

「良かった、いつものヒヨリンだ!」

えっ!?Σ(゚д゚;)

どこで気付いちゃったんだ?

いや、気付かなかったのか?

やだな、よっちゃん。

あたしがビックリするぐらい綺麗に変身しちゃった

から他人だと思っちゃったんだな!