Hurly-Burly3 【完】


本当に驚いて帰って来ちゃったりして!

父さんや兄ちゃんが見たら泣くな。

絶対に会わないようにしなければ。

まぁ、心配することでもないか。

サユと写真を撮ったら即着替える。

はずだったのに、何がどうしてこうなった?

「実はね、実行委員に頼まれてたんだよね。

2人は1年の期待の星だから!!」

「はい?」

サユに髪をセットして貰いながら妙なこと

を聞いて冷や汗がたらり。

「ミス星鈴候補者なんだよ!しかも、2人が

本命だから頑張ってね。」

意味が分かりません。

「何を仰ってるのかさっぱり・・」

「ウチの学校のミスに選ばれるって結構すごいことだよ。

ここらへんにある学校でウチの学校は美人も可愛い子も

多い方だから有名間違いなし!」

「間違い大アリだよ!!」

そ、そんなことは聞いちゃいねぇーぞ。

こうしちゃ居られん!

どうにか不意打ちで逃げる。

そんな大それたものに出れない。

あたしなんて烏滸がましいにも程がある。

サユならまだ納得いくよ。

ミス星鈴はサユでいいと思います!

とにかく、逃走準備を始めよう。

「立花さん、これ靴ね。」

ヒール高っ!!

こ、こんなものを履いてたら逃走

どころの話ではないじゃないか。

見た目的にはナイスチョイスだが、

機能的にはバッドチョイスだ。

サユが満面の笑みを浮かべる。

どうも、うまくいったらしい。

何て可愛いんだろうかウチのさーちゃんは!!

やっぱりサユの手を取って駆け落ちを

してしまった方が良いものかしらね。

※パニック状況が続いているので

頭の回転がうまくいってない。