サユが困惑の顔であたしを揺さる。
「これ、どういうことよ!?」
「あたしが知りたいのだよね!」
意味が分からないのはあたしもなんですよ。
「2人とも早くしてね~」
るんるん気分で用意している女の子たちは
楽しそうなことこの上ない。
「マコと一緒にご飯食べてたらいきなりよ!!」
「あたしなんてご飯すらありつけてないですよ!!」
「あら、ドンマイ!」
もうお腹ペコペコですよ。
渋々、制服を脱いでみたものの何故こうなってる!?
サユも全く意味わからないことさせたらただじゃおかない
わよとブツブツ言ってた。
そうこう言ってたら、カーテンの隙間から何か白いもの
を渡されて目が点になった。
「こ、これは何です!?」
「ごめんね、説明はセットしてる時にでもする
から早くそれ着ちゃってくれる?」
いやいや、こんな恐れ多いわ。
何をさせる気なのよ。
そう思って、制服に着替え直そうと思ったら
制服が忽然と消えていた。
「あわわっ、ぬ、盗人が居るわ!」
「立花さん、終わったら返すからねっ!」
そ、そんな手に乗るものですか。
「日和、諦めな。」
サユは諦めてそのスタイルの良い体に純白の
ドレスを纏う。
これは、サユみたいな美人が着ればこそのお衣装
じゃないか!!
あたしには、ちっとも似合わないわよ。
これ、まるでウェディングドレスみたいだ。
サユの後ろのボタンを止めてあげる。
「ほら、日和も着て見な。すごい、ピッタリよ。
丁度いいから後で記念に写真撮ろう。朔夜さんに
送ったら飛んで帰ってきちゃうかもよ?」
うっ、それは後ろ髪引かれる。
サユと一緒にこのお衣装で撮影出来るとなっては
一瞬着てやるのもいいかもしれない。

