日和はどうするのって聞かれてナル君にお誘い
受けているよと言ったらだろうなと思ってたと
サユが言ったから驚いた。
サユには予言が出来るのではと慌てていると
これまたサユにビンタを食らった。
「あんたは大人しくしてなさいよ!」
「ひゃい。」
痛いです。迫力倍増の威力にほっぺたジンジンする。
「あんた、絶対に騒がないでよ。」
「はーい(^-^)/」
「心配でしょうがないわ。」
だ、大丈夫だよっ!
あたし問題児じゃないよ。
大人のレディー目指してるから騒がないよ!!
問題起こさないから心配するな。
いつも通りに着こなした制服に、サユに
弄られた髪は朝ゆっくりのんびり朝食を
食べている時に乗り込んできたサユがやっぱり
と言いながらアレンジしてくれたものである。
兄ちゃんが可愛いと言いながらへばりついて
来るものだからうんざりした。
兄ちゃん、今日も仕事らしい。
明日は絶対に行くからなと言われたが、
出来るなら来ないで欲しいんだよな。
ううん、来るなって釘打っとかないと。
何なら、今日中に庭の木に服ごと釘で
打ち込んどいた方がいいかもしれない!!
サユは栗毛の髪を今日も綺麗に巻いて、
メイクも美しくキマってる。
「委員長、そこのコンセント引っ張ってくんない?」
「畏まりました。」
お仕事は始まったばっかりだから頑張りましょう!
高校に入って初めての文化祭がとうとう幕開けです。
「委員長、悪いんだけどこのチラシまた印刷して
来て欲しいんだけど。」
どうも、雑用業務はあたしの仕事らしい。
「ええ、何部刷ればいいのかしら?」
委員長たるもの雑用業務は完璧にこなす。
※久しぶりに委員長らしいことさせて見ました。