その後、兄ちゃんをよいしょといいながら
支えて家に戻って行った。
これじゃあ、今日はちゃんとした話し合いは
出来そうにないだろうね。
まぁ、今日ぐらいはしょうがないって目を瞑ろう。
明日からは兄ちゃんとしっかりとした就職先を
探してあげようじゃないか。
スヤスヤ眠る兄ちゃんは本当にイケメン兄ちゃんだ。
寝顔だけは害がなくて落ち着く。
兄ちゃんの部屋に兄ちゃんを運んだ。
ジョセフィーヌも手伝ってくれた。
しかし、あたしはどうも力持ちみたいだ。
※今頃気付いています。
部屋の電気を消してジョセフィーヌと一緒に
リビングに舞い戻った。
やっとこさ落ち着いたのでソファーに座って
テレビを見ながらジョセフィーヌと愛を語り合い、
その後お風呂に入ってから自室に入った。
今日は日記に書く内容が多くて一ページでは
書き足りない気がした。
う~ん、まずはよっちゃんの宿題に付き合って
あげてから流しそうめんの話になりとメモ帳に
簡潔にまとめてから日記にきちんと清書した。
ジョセフィーヌは先にベットに入って眠っていた。
兄ちゃんが帰って来たりみんなをお家に呼んだり、
一気に物事があるとこっちも反動を受けるよ。
あ~、疲れたけど楽しかったな。
机に向かっていたこともあってか、
読みかけの先端恐怖症探偵シリーズが
机にドサドサと置かれていた。
ああ、これいいところで眠くなって
しおり挟んだままだった。
早く読み終わって感想文を書いて置きたいわ。
※日和は読んだ本には必ず自分の感想を書きます。
日記は別のことを書くそうです。
机の端に置かれる先ほどのオルゴールを見つけてしまう。
引き出しの奥にしまっておいたのを京様に
見つけてしまわれたのだったな。
ちゃんとしまっておかないとだわ。
もう簡単に出て来れないように奥に
大事に保管しておこう。