家庭科室に戻って洗剤をお返しすると、
他のクラスの先輩に味見して行けと進められて
たらふく食べさせられた。
「げふっ」
とんだ道草を食ってしまった。
腕には抱えきれないほどの甘いお菓子と、
作りたてホヤホヤの焼きそばにたこ焼き、
カレーまで持たされた次第だ。
随分と戻るのが遅かった。
「日和どこほっつき歩いて・・何それ?」
「食べろと進められて気付いたらこのザマだ。」
いや、食べますよ。
あたしお腹ペコペコだったもの。
でも、甘いもの苦手なのに女の子って
好きでしょのイメージでクッキーやらマフィン
やらクレープやら散々だ。
チョコレートの臭いに鼻が壊れそうだ。
「食べるの手伝って。」
「あんたは主にそっちのが駄目なんでしょ?」
「うん、こっちは余裕で食べれる。」
ちぃ君とナル君が目を輝かせている。
「あげる。仲良く食べるんですよ。」
ナル君とちぃ君わたあめがそんなに好きだったとは!!
「少し休憩にしようか。」
馨君がにっこりと笑った。
「うおっ、随分と出来てませんか!?
あたしが居ない間にこの仕上がり。」
みんなやれば出来るではないか!
少し居ないと言っても一時間以上戻ってきてなかった。
手を洗うのに予想外に時間がかかった。
カレーを口に入れながらふと当日の
予定を改めて整理していた。
「あ、みんな居たよ。」
そんな時だった。
何故か女子に包囲された。
「永瀬さんも確保して!!」
「立花さん取り押さえるのに3人は必要よ!!」
と、取り押さえる!?
どこかに連行されるのか?
何故か嫌な予感しかしないのだが!!
テロリスト来襲だ!
この間、追っかけられたテロリストたちが
また襲いかかってきたのだ。

